金峯山金剛寺に由来する

金峯山西蓮寺(こんぽうざんさいれんじ)

金峯山金剛寺(こんごうじ)は、南北朝争乱時98代長慶(ちょうけい)天皇(てんのう)(南朝3代)の行在所として一ノ谷山(御坊谷)に、従者善恵師によって開山されたといわれています。

寺の名前は長慶天皇が即位した河内長野の天野山金剛寺より名づけたものであり、寺院は修行道場をはじめ伽藍も整い周囲の寺坊を圧する主坊であったと伝えられています。

永正元年(1504)堂宇を現在地に移し、浄土真宗金峯山西蓮寺に改称されました。金剛寺村(金剛寺地区)は、この「金剛寺」をとって、村名にしたと考えられます。